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在宅医療

在宅医療における薬剤師の意義

薬剤師の意義

少子・高齢化時代を迎え、患者様の医療ニーズや価値観の多様化などを背景に在宅医療がクローズアップされています。

入院中の患者様は、皆様誰もが一日でも早く住み慣れた我が家に帰りたいと願われていることと思います。
しかし、いざ自宅に帰るとなると、ご本人だけでなく、ご家族にとっても、多くの不安を抱えるのも現実です。
そんな不安を少しでも取り除き、安心して生活できる環境づくりに多少なりともお役に立てたならと、
武蔵野市薬剤師会調剤薬局では、ご自宅で療養されている患者様・ご家族様の在宅医療を支援しております。
どうぞお気軽にご相談ください。我々スタッフが誠意を持って対応いたします。

※対応地域:武蔵野市、三鷹市、その他地域は要相談

在宅医療とは何か

在宅医療とは何か

今までの医療は、病院・医院・クリニックなどへ通院して診察・治療を受ける外来と、病院に留まり、検査・手術・治療などの高度な医療を必要とする入院でしたが、通院不可能な患者様を対象に、自宅療養で、質を落とさず医療を行う “ 第三の医療 ” として在宅医療があります。

高齢になると、永年住み慣れた自宅での療養を希望するのは人間の摂理です。
例え患者様ご本人が入院や施設入所を希望していても、それは家族の負担になるからという理由がほとんどで、「必要な医療や介護が受けられるから…」という理由によることはごく稀です。

こうした患者様の希望を叶えるのが在宅医療であり、入院や施設入院での画一的な医療ではなく、住み慣れた場所で患者様の生活リズムを保ちながら医療を行えるというメリットがあります。
医師や看護婦、薬剤師などの専門職の人達が協力し合い、看護されるご家族様とともに患者様を支えてあげることが大事になります。

在宅医療に於ける、薬剤師の役割

在宅医療に於ける、薬剤師の役割

薬剤師は訪問時に、処方薬の保管・管理状況、服薬状況、重複投薬、副作用などの実態把握に努めます。
そして、一般薬や健康食品などの使用状況をチェックするとともに、介護用品の相談や要望なども受け、室内の衛生管理、消毒の状態、医療廃棄物の適正処理などの確認・指導を行います。

具体的には、どのようなことをするのか

具体的には、どのようなことをするのか

在宅患者様の生活リズムは、健康な方とは違い、時として不規則になりがちです。

朝食を取る時間がお昼頃になったり、昼食を抜いてしまったり、簡単なもので済ませたりなど、その人の生活リズムを把握する必要があります。“食後に服用”するお薬の場合、ご飯を食べた後に飲むと言うイメージがあるため、牛乳だけで食事を済ませた場合などは、薬は飲まないということもあるものです。
「お薬、ちゃんと飲んでますか?」とお聞きすると、(あまり飲んでいなくても)大抵の方は「はい」とお答えになられます。
飲んでいないとお答えする方は、ほとんどいらっしゃいません。

「どんな薬が出ているかちょっと見させてくださいね?」とお聞きすると、すぐに袋を出していただけますが、一目で残っているのが分かります。
すると、こちらが「きちんと飲んでいないようですね?」とお聞きする前に「随分残っています…。」と答えていただけます(苦笑)。
つまり、在宅患者様の生活を把握した服薬指導がとても大切なのです。

上記はほんの一例ですが、こうした観点から、在宅医療に於ける薬剤師の意義はとても大きいと言えます。

多様なニーズに対応すべく、武蔵野市薬剤師会調剤薬局は、
在宅医療を支援、サービスの拡充を目指しております。

有限会社武蔵野薬友会

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